近年販売されているタブレットのバッテリーはリチウムイオン電池と呼ばれるタイプです。
その前はニッケル水素電池であり、サイズや容量、特性も異なります。
ただ、いずれのバッテリーも交換した後は正規ルートで回収してもらわなければなりません。
廃棄すると環境汚染の原因となるからです。
タブレットのバッテリー交換を自分でやろうと考えるのは悪くありませんが、交換後のバッテリーは確実に回収してもらいましょう。
不燃ごみと一緒に捨ててはいけません。
そのようなことを考えていくと自分でバッテリー交換をやることが面倒になってくるでしょう。
正規修理業者に依頼して交換してもらうことをおすすめします。
もちろん、そのための費用は安くありません。
しかし、使用しているタブレットやスマートフォンのバッテリー交換費用は必要経費の一部と考えてください。
また、業者を選ぶことによって安く修理してもらうこともできますが、使用されているバッテリーが純正品ではない場合もあります。
業者の選び方が重要になるでしょう。
インターネットで一番安いと掲載している業者選びは慎重にならなければいけません。
もちろん、豊富な実績のある業者であれば、常に純正品を在庫していますから、安心してください。
また、メーカーのサポート拠点に宅配便で送る方法も可能です。
まずはインターネットのホームページで、利用手順を確認しておきましょう。
バッテリーで動かなくなってからあわてなくて済むようにしたいものです。
タブレットのバッテリー交換と保証
タブレットに限ったことではありませんが、ユーザーが装置のカバーを外してしまうとメーカー保証を受けられなくなります。
タブレットのバッテリー交換の場合、カバーを外さなければなりませんから、自分でバッテリー交換をしようと考えるなら、保証はあきらめなければなりません。
もちろん、すでに購入してから十分な年数が経っているなら保証してもらう必要もないでしょう。
ただ、タブレットのバッテリー交換は専用の工具が必要ですから、インターネットで工具の通販サイトをチェックしましょう。
特殊な形のドライバーを購入しなければなりません。
また、交換するバッテリーは純正品が販売されているわけではありませんから、オークションで購入することでしょう。
その場合、そのバッテリーの信頼性が問題となります。
新品ではない可能性が高いからです。
特に極端に低価格で販売されている場合、その可能性はかなり高くなります。
少しでも安く済ませようといろいろなことを考え始めると、自分でやるよりも専門業者に依頼した方が簡単だと言うことがわかってきます。
もちろん、そのための費用は安くありませんが、メーカーの保証をキープしたままで使い続けることをおすすめします。
単にバッテリー交換だけであれば、ほんの5分もあれば作業は終わってしまいます。
業者に持ち込むことができるなら、それが早道でしょう。
支払いはタブレットの使用量と一緒に口座から引き落とししてもらうのです。
タブレットのバッテリー交換の時期
タブレットは毎日使用していても、そのバッテリー交換の時期はほとんど気にしていないはずです。
何となくバッテリーの減り方が早くなってきた気がするとか、理由もなく再起動をするとった感覚的なことでバッテリー交換時期だと判断しているようです。
修理業者に依頼すればバッテリー交換はできますが、まだバッテリーの寿命でもないのに交換すると損をしたことになるでしょう。
つまり、バッテリー交換の時期をしっかりと見極めることが大切になるのです。
タブレットで動作するアプリの中にはバッテリーの状態を表示してくれるものがあります。
それを見ればバッテリー交換の時期がわかるのです。
バッテリーには寿命があり、タブレットの寿命よりも確実に短いですから、いずれはバッテリー交換が必要になります。
しかし、できるだけ長く使う方が無駄な出費を減らすことにつながります。
アプリを利用して現在のバッテリーの状態をチェックしておくことをおすすめします。
また、使い方によってバッテリーの減り方も変わってきます。
たくさんのアプリを開いたままにしていたり、無駄に明るい画面表示をしたりするケースが少なくありません。
バッテリーの寿命は充放電を繰り返すことによって短くなっていきます。
おおよそ、2年程度と見ておくべきですが、1年程度でバッテリーの減り方が早いと感じたら、使い方悪いのではないかと考えてみてください。
アプリがどれだけ開いているか確認したり、電源断をしてみたりすることによって症状が解消することもあります。