タブレットの修理を専門的に行っている業者のメニューを見てみると、タブレット本体の不良ではなくユーザーの使用方法が原因で修理しなければならないケースが大半であることがわかります。
その中でバッテリー交換はどのような使い方をしていても時期が来ればやらなければなりません。
ただ、少しでもバッテリーの寿命を延ばす使い方をすることが重要でしょう。
もちろん、バッテリー交換の費用はメーカー保証の範囲外ですから、自分でお金を払わなければなりません。
それが嫌だと思う人が自分でバッテリー交換にチャレンジするのです。
残念ながら最近のタブレットはユーザーでバッテリー交換ができない構造になっています。
そのため、無理やりカバーを外して修復不能になってしまうケースもあります。
自分で初めてバッテリー交換をするなら、最悪の場合を覚悟しておかなければならないでしょう。
もちろん、自分が不器用だと思っているなら、業者に依頼した方が賢明です。
また、メーカーに依頼するよりも修理業者に依頼した方が確実に安くなりますが、その信頼性に疑問があるなら、冷静に考えることが大切です。
タブレットがシンプルな構造になったことで、バッテリーが占めるスペースも限られています。
コンパクトでありながら長時間の稼働が求められているのです。
技術の最先端を走るスマートフォンとタブレットですから、機械に詳しくない人は操作部以外を触らない方がいいでしょう。
毎日快適なタブレットを確保しておくことが重要ではないでしょうか。
バッテリー交換とメーカー
バッテリー交換はメーカーのサポートセンターで受け付けてくれますが、本体を送付するための費用もかかりますし、戻ってくるまでの期間も無視できません。
できることなら近くの修理業者に持ち込み、その場でバッテリー交換をした方がいいでしょう。
カバーを外して交換するだけなら5分もかかりません。
バッテリーの部品代はかかりますが、作業費は少なくて済みます。
結果的に安く早くバッテリー交換ができます。
一般の業者はメーカーを問わず修理を受け付けてくれることが多いですが、すべての機種のバッテリーを在庫しているわけではありません。
特に数年前の機種であれば、めったに修理することがないためバッテリーはメーカーに注文することになるでしょう。
結果的にメーカーのサポートセンターの方が早く修理できるのです。
毎日使用しているタブレットがないと、非常に不便さを感じるかもしれませんが、それで大きな問題が発生するわけではありません。
修理中は代替機を借りることができるからです。
バッテリーの寿命が尽きて、すぐにシャットダウンしてしまう状況のまま我慢して使い続けるのではなく、早めに修理を依頼しましょう。
バッテリー残量が十分であれば、安心して使い続けることができます。
現代人にとってスマートフォンやタブレットは生活の必需品です。
そのことを意識して、バッテリーの寿命をチェックしておくべきでしょう。
そのための専用アプリもフリーソフトとして出回っています。
バッテリー交換の症状
毎日タブレットを使用していても、どのタイミングでバッテリー交換をすればいいかわからないことが少なくありません。
バッテリーの寿命が近づいてきたら、どのような症状が表れるのでしょうか。
一番わかりやすいのはバッテリーの減り方が早くなることです。
最悪の場合はタブレットが再起動してしまいます。
ここで重要なことは、必ずしもバッテリーの寿命ではない場合があることです。
つまり、その見分け方を知らないと、まだ十分使用できるバッテリーを誤って交換してしまうことになりかねません。
タブレットが壊れるわけではありませんが、無駄な出費となります。
バッテリーの減り方が速い場合、電気を使っているアプリがどれくらいあるかを確認してください。
不要なアプリが見えないところでたくさん動作したままになっているケースが少なくありません。
タブレットやスマートフォンは非常に便利なのですが、内部でどのような動きをしているかがわかりにくくなっています。
最近のタブレットでは専用のアプリがバッテリーの使用状況をチェックしており、使い過ぎの警告を出すことができるようになっています。
それだけ気づかない人が多いことを示しているのでしょう。
それから、バッテリーが減少する程度では再起動することはありません。
タブレットの機能として自動的にシャットダウンするからです。
バッテリーの状況を調べるアプリがたくさんありますから、インストールしてみましょう。
特別な原因がなく、減り方が速くなった時はバッテリー交換が近づいたと判断できるでしょう。