タブレットやスマートフォンを誤って水没させてしまうことはよく聞く話です。
さっと取り上げれば無傷で済む場合もありますが、多くの場合は内部を開けて乾かしてもらわなければなりません。
そのまま使い続けると内部の水分で錆が発生してしまいます。
外見上は問題ないとしても、メンテナンスをしてもらうことをおすすめします。
バッテリーも水分によって一時的にショートしてしまった可能性があれば、バッテリー交換をすすめられることでしょう。
バッテリー交換は使えなくなるまで我慢する人も多いでしょうが、2,3年周期で交換すると考えておくべきです。
もちろん、オプションの予備バッテリーを持ち歩く人もいますが、内部のバッテリー交換を優先すべきでしょう。
水没しても復活できることは現代のタブレットの性能の良さを示しています。
ただ、バッテリー交換だけはどうしようもありません。
できるだけ長く使い続けるためにやるべきことを考えてみましょう。
バッテリーが空っぽになってしまうと、それからの充電は非常に難しくなるため、システムが自動的にシャットダウンするようになっています。
バッテリー交換は修理の中では簡単な事象です。
それ以外のいろいろな修理ができなければ、タブレットやスマートフォンの修理専門店を名乗ることはできないのでしょう。
いずれにしても、自分が使用しているタブレットは不死身ではありませんから修理せずに済むように大切に使わなければなりません。
タブレットの機種とバッテリー
タブレットのサイズは同じでも機種によって内部の構造が変わってきます。
つまり、使用するバッテリーも違うのです。
メーカーとしてはできるだけ長く使い続けられるバッテリーを搭載しようと考えますから、スペース一杯のバッテリーサイズを求めるのです。
そのため機種毎にバッテリーの形が変わります。
もちろん、製造工程を考えればある程度部品類を共用することが価格低減に寄与します。
最近のタブレットやスマートフォンの形とサイズは固定されているため、バッテリー設計の自由度はほとんどありません。
バッテリーは数年使用し続ければ減り方が速くなってきて、寿命を迎えるのです。
バッテリー交換を前提とした使い方を考えておかなければなりません。
つまり、不要なアプリはこまめに終了させて、液晶画面も少し暗めに設定しておきましょう。
タブレットに無駄な処理をさせないことがポイントでしょう。
新しい機種になるとハードウェアは同じでもバッテリー制御機能が細かくなっている場合があります。
その処理だけでもバッテリーが長持ちするのでしょう。
メーカーの機能アップとユーザーの使い方次第でバッテリー交換までの期間が延びるのです。
もちろん、機種交換をするまでに1度はバッテリー交換をすることになるかもしれませんが、それはどうしようもないでしょう。
交換ではなく別売りの外付けバッテリーを利用する方法もあります。
余分なバッテリーを持ち歩くことになりますが、カバンの中に入れておけばいいのです。